いたずら星さまと逢ったら真っ先に僕から手を繋ぎ指を絡ませる。

いたずら星さまはきつく絡んだ指を解きながら、擦り付けじらし、爪を立てながら繋がって下さる。

鋭く研がれた爪先が、数時間後に僕の肌の上を滑り、全身這い回る指先から伸びる朱い線が僕の心まで絡めとるのかと思うと、その場に腰から砕けてしまいそう。

「ただいまです。いたずら星さま。」
「おかえり。」

爪080511

 *セルフ撮りをいただきましたが、背景の部位は不明です。(汗) 

手の愛撫(と僕は思ってる)を受けながら歩いていると、ちょっとした違和感に歩を止めた。

(!!!)

肌で感じていた爪先…。
硬く尖って並んだ質感の真ん中に押し入る様な感触。

「どうして中指だけ爪無いんですかぁ〜。」
「喰っちまった。」

(…いたずら星さま…どうせなら僕に食べさせて下さい!)

「毎晩あんなに激しいんですもの。折れてしまったわ。」
「何が激しいんですか?」
「オナニー。」

顔色も表情も変えないいたずら星さまと真逆に僕の股間では血流の大渋滞が恥まった。

「いたずら星さま、中指派なんですね。」

などと訳分かんない事を言い出しながらも、ドキドキは止まらない。

「そうね。均等に使っているつもりでも、使い易さがあるのかしらね。」

毎晩…。

オナニー…。

お気に入り…。

3週間熟成の僕には危険なキーワードがぐるぐる頭の中で回り始める。
しかも、反応しているのは、必要無い僕の雄の部分。

(だって…このいたずら星さまが…毎晩…だなんて!!)

いたずら星さまとSM的会話はあっても、普通の?性行為に関する話は避けてた訳でも無いけど、無かった様な…。

「そ、そうなんですね。」
「エンターも中指になる事もあるなぁ。」

(エンター????)

「まさかな、いたずら星が毎晩オナニーで中指使ってるとか妄想してねぇだろな?」

いぇ…もう暴走しそうです(泣)

「お前との会話のせぃで折れたんだよ?毎晩たっぷり熟成の邪魔したからな。」

あ…パソコンの話なのかと安心した瞬間、今度は僕の淫穴がヒクヒクして来る…。

毎晩普通の会話からいつの間にかエッチな話になって、正装をお願いして軽く却下され、いたずら星さまの言葉に翻弄されたまま眠りに着くと、朝は股間の冷たさ(先走りだけでぐっちょんぐっちょん)で目が覚めて飛び起きる毎日だったから。

タイピングの邪魔だからと伸ばすのを辞めてらっしゃった筈なのに、今回はどうしても満足するまでお絵描きがしたぃ!!って伸ばし始めた爪の事を聞いただけで、ドキッとしたっけ。

「でもこれじゃあお話にならないわね。」

と差し出された2本の指だけをやんわりと握り締めた僕は、通い慣れた道を欲望に向かって歩き始めるのでした。

爪080511-2

 *血が出ちゃったかと思う程でした。
  痕にならないように気遣っていただきました。


 *今回もいたずら星さまからの寄稿です。

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